[PR] 動物 霊園 読書日記? 真田昌幸
趣味の歴史や読書などについて、つらつらと語るブログ。戦国真田氏ネタが多め。最近は手芸ネタも増え、カオス化しています。(汗)
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真田昌幸 (PHP文庫 (に20-1))真田昌幸 (PHP文庫 (に20-1))
二階堂 玲太

PHP研究所 2008-11-04
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 タイトル通り、真田昌幸の小説です。

 昌幸主役の小説となると天正10年(1582年)の武田家滅亡後の活躍が中心になっている場合が多いですが、この本では武田家滅亡後の記述はややあっさりめ。武田家臣時代のことが多かったような気がしました。
 ということで、徳川に一泡吹かせる昌幸の活躍を読みたい方にはおすすめできませんが、若い頃の活躍を読みたい方には面白いかも。

 この小説では、真田氏とそれを取り巻く人物の感情が、今まで読んだものと少し違っていたので、そこは新鮮でした。
 例えば、幸隆の信玄=武田に対する感情。幸隆は信玄の父・信虎に小県の地を追われたのですが、信虎を追放した信玄(当時は晴信)に仕えて故郷を取り戻しました。
 このことについて、小県を奪ったのは信虎であり、幸隆は信虎を追放し小県を自分に与えてくれた信玄には心酔していた・・・という解釈が多いのですが、この幸隆は武田への恨みを忘れず、信玄についても心酔しているわけではなく、どこか距離を置いて見ていたようです。

 幸隆が最後に昌幸に残した「小県の土地を武田に奪われたことを忘れるな」という言葉の重み。
 幸隆は、故郷を追われ、父・海野棟綱(この小説では父設定)を失い、世話になった岳父の羽尾幸全や顔見知りの上州武士たちと戦いました。
 小県を取り返すことができたのは信玄のおかげではあるけれど、そもそもその苦労の根本的な原因は武田(信虎)にあるわけで・・・
 そんな複雑な感情を抱えて30年近く信玄のために働いた幸隆(小説中のね)は、どんなに辛かったかと思いました。
 自分が武田家にあまり良い感情を持っていないので、この幸隆の気持ちわかるなあ。実際のところは、幸隆は信玄に感謝していたと思うけど

 ・・・この小説の主役は幸隆ではなく昌幸でしたね。(汗)
 昌幸については、特に美化しているわけでもなく悪く描いているわけでもなく、普通かな。信玄や勝頼への感情が淡々としていましたので、もう少し絡みがあると面白かったのではないかと。

 写真は、真田本城跡から見た風景と、本城跡にある漢詩を刻んだ石碑。2000年12月30日に行った時のものです。
 その後一度も行っていませんが、『風林火山』の最後に史跡を紹介した『風林火山紀行』を見ると、少し整備されているようですね。また行きたいな。

■真田昌幸  二階堂玲太  PHP文庫
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真田昌幸 信玄の傍らで
真田昌幸は武田信玄の軍略を傍らで常に学んできたと言う。では、真田昌幸は信玄のもと、どのような扱いの人だったのだろうか。実際に真田昌幸が信玄のもとで側近としてどのような活動をしていたのかについて分かる確実な資料は少ないようで、『甲陽軍鑑』に記述を発見できる
URL 2008/11/26(Wed)12:11:49
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