[PR] 動物 霊園 読書日記? 堂々日本史 シリーズ関ケ原
趣味の歴史や読書などについて、つらつらと語るブログ。戦国真田氏ネタが多め。最近は手芸ネタも増え、カオス化しています。(汗)
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 1回目は『幻の西軍大勝利~石田三成の大垣決戦計画~』(1996年9月3日放送)で2回目は『小早川秀秋 裏切りの戦場心理』(1996年9月10日放送)です。
 やはり『堂々日本史』は面白いですね。実況中継やったり実験をやったり。

 第一回は、西軍・東軍の関ヶ原への移動を再現し、両軍の疲労の蓄積具合を調べる実験をしていました。
 甲冑と同等のおもりを身につけ、史書に記されている時間・ルートで西軍・東軍それぞれが関ヶ原に向かいます。そして合戦・・・というわけにはいかないので、フィットネス器具の自転車こぎのようなものをやってもらっていました。

 結果は、西軍の方が早くギブアップ。東軍よりも早く出発し、東軍を避けて遠回りをし、関ヶ原に東軍を待ち受けるための柵を結い・・・これでは、開戦時にはかなり疲れていたでしょうね。
 それでも前半は少ない兵数(8万以上いたけれど戦っていたのは3万程度)でも押し気味だったというのだから、西軍兵士はよく頑張ったと思いますよ。←西軍びいきなもんで。

 第二回は、タイトルの通り、小早川秀秋の松尾山での状況を再現し、彼の心理を分析する試みでした。
 両軍から味方するよう誘われていた秀秋は、形としては西軍として松尾山に陣取っていましたが、実際には東軍に内応する予定でした。しかし、再三の両軍からの出撃要請にも動かなかったため、痺れを切らせた徳川家康の命により、松尾山に向けて鉄砲が撃ちかけられたと言われています。

 で、再現と言うのは、この鉄砲の音。鉄砲隊から松尾山までの距離や周囲の山での発射音の反響・戦場の喚声などを再現したものをヘッドフォンで聞かされた被験者(アナウンサー)は、特別何も感じないようでした。
 しかし、長時間単純計算をさせられ精神的疲労が溜まった時に同じ音を聞かされると、かなりの恐怖を覚えたようです。
 秀秋が鉄砲の音で突発的に出撃命令を出したのも、鉄砲の音だけでなくそれまでの精神的疲労のためだったようです。

 当時秀秋は数え19歳と若いですし、肖像画から見ても強靭な精神を持った人物には思えません。それが、合戦以前からの両軍の度重なる出陣要請、両軍が欲しいのは秀秋個人ではなく1万を超える小早川軍だということなど、色々なことが彼のひ弱な精神を蝕んでしまったのかもしれません。

 秀秋は大嫌いではあるのですが、可哀想だとも思うんですよね。
 北政所の甥に生まれ、秀吉が天下人になったために養子として甘やかされて育った秀秋。秀吉の後継者候補にまでなりながら、秀吉に子供が生まれたために邪魔になった秀秋は小早川家(最初の予定では毛利家)へ養子に出されました。
 義兄にあたる秀次(秀吉の甥)が事実かどうかわからない罪で切腹させられ妻子まで処刑された時、秀秋は何を思ったでしょうか。
 関ヶ原でも上記のように両軍が欲しかったのは名将・隆景が育てた1万数千の小早川兵であり、秀秋本人ではありません。
 そんなことを考えると、秀秋も大変だったんだよな・・・と同情してしまいます。嫌いだけどね。

 私が秀秋を嫌うのは、裏切り云々よりもプッツンして大谷隊に襲い掛かったからなんだな。他の隊ならいいというわけではないけれど・・・
 簡単にいうと大谷吉継ファンの私怨ですな。(汗)
 せめて、開戦直後に裏切っていたなら、こんなに嫌いではなかったんだよね。家康に脅されて駆け下りた先が大谷隊だっただけなのかもしれないけど・・・
 吉継さまは、秀秋が東軍へ内通していることに気付きそれに備えていたと言われているから、あの布陣になったのでしょうが。
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