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「すごい味が濃い」 新米は今までだって食べたことがある。でも、正真正銘の取れたての米を食べたのは生まれて初めてだ。 「そうなんや。水がええし気候もきっぱりしとるで、丹後米って味が濃厚なんやで。この辺りの人らは新米おかずにして、古い米食うぐらいや」 これだけ米に味があれば、それもできそうだ。おかずは必要なかった。白菜や味噌汁も食べたけど、米がおいしくてそれどころではなかった。 (引用文献 新潮文庫 瀬尾まいこ『天国はまだ遠く』60頁-61頁) このシーンが忘れられずに、物好きにも「丹後米」を探しました。「楽天」のショップに取り扱っているお米屋さんを見つけ、取り寄せてみました。「料亭仕様20年新米京都丹後産極上ミルキークィーン」というちょっと大げさな商品名ですが、べらぼうに高い品ではありません。 さっそく炊きました。さすがに小説のように「すごい味が濃い」というところまではいきません。でも、もちもちした食感で、あまみのあるおいしいご飯であることにはまちがいありません。自家製ポテトサラダ、だし巻き、白菜と豆腐の味噌汁、(市販の)キムチをおかずにしました。 |
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