2008年12月03日
瀬戸大橋と青函トンネルの隠れた価値
以下はよく目にする意見だし、私も反対ではないのだけど....
「プロジェクトX」という錯覚 - 池田信夫 blog歴代の視聴率ベストテンには、「瀬戸大橋」や「青函トンネル」が入っている。男たちの「不屈のドラマ」の結果は、本州四国連絡橋公団の4兆円を超える債務と、旅客の通らない長大なトンネルだ。
その一方で、金銭という「見える」部分だけ見て両プロジェクトを「失敗」と言い切ってしまうのには躊躇がある。
続きを読む
2008年12月02日
ロケットは歴史の遺物となるか - 書評 - 宇宙旅行はエレベーターで
このニュースを見て、むしゃくしゃして買った。
オバマ政権移行チーム、「アレスI」ロケットの開発中止を検討 - Technobahn【Technobahn 2008/11/30 15:05】オバマ米次期大統領の政権移行チームがNASAが開発を進めているスペースシャトルに代わる有人ロケット開発のためのコンステレーション計画(Constellation Program)の計画縮小を策定していることが米宇宙開発専門誌「スペース・ドット・コム」の報道により28日までに明らかとなった。
後悔はしていない。ちょっとむかついたけど。
続きを読む
才能あるレジのおばさんにそれ相応の給料が支払われない理由
私も15ぐらいのときはスーパーでバイトして、レジ打ちもPOSの設定もやったことがあるのでその気持ちはわかるのだけど....
才能あるレジのおばさんにはそれ相応の給料を払ったほうが良い - コトリコだけど僕はあのオバサンにはレジ打ちしてもらったほうが嬉しいですし、みなさんも偉大な才能が世の中から失なわれてしまうのはもったいないと思うことでしょう。
それ以上に、
それでもあのオバサンが選ぶ職業は高級官僚なのです。
となってしまうかももっとわかる。
結局のところ、そのおばさんに給与を払っているのはそのスーパーの客で、そのスーパーの客がオバサンの才能に価値をさほど認めていない、というのがその答えになる。
続きを読む
2008年12月01日
共同体工学の前に脊髄心理学を
面白い。のだけど、
たとえば
共同体工学のすすめ - レジデント初期研修用資料同じ品質、同じ量のアイスクリームを、「四角」と「丸」、別の容器に入れて、価格を揃えて販売すると、 「丸」い容器のほうが圧倒的に売れる。それがマーガリンなら、白いものよりも、黄色く着色したほうが売れる
これはむしろ「脊髄の叡智」で説明がつくのではなかろうか。
続きを読む
胸をはって自分を好きと言えますか?
最近やっと腑に落ちた。
胸をはって好きといえるものがありますか? - Something Orangeだから、賢いひとはよく物事を否定形で語る。肯定する場合も、決して絶賛しすぎないように注意する。そうすれば、柔な自分自身を他人の目にさらすことは避けられる。安全で賢明なやり方だ。
それは賢いのでも賢明なのでもなく、自分が好きになれないだけなのだと。
続きを読む
池内タオルの風 - 書評 - 「つらぬく」経営
エクスナレッジより献本御礼。
にも関わらず、本書評は今年の書評の中では最も「コストパフォーマンスの悪い」書評である。なにしろ本書に書いてあることを検証するために、実際に
から送料無料価格(5000円)以上の商品を買って試してみたのだから。
それだけの価値は、あった。
この会社、本物だ。
続きを読む
2008年11月30日
News - 自家用ジェット機に隠れていた「瑞兆」
ちょっと遅くなったが、この記事のリンク先のABC Newsをもう一度よく見てほしい。
自家用ジェット機というメタファー - 池田信夫 blog世界が注目する中で行なわれた米自動車産業の救済に関する公聴会をぶち壊したのは、「ビッグ3のCEOは納税者の金を求めて自家用ジェット機でやってきた」というABCのスクープだった。
そう、一番最後の方。
Big 3でない社名が出てくる。
Toyotaと、Hondaだ。
続きを読む
News - 絵文字標準化 by Google
悲しい知らせだ。
Google Japan Blog: 絵文字のユニコード符号化: 符号化提案用のオープンソースデータ現在、日本の携帯絵文字の全てをユニコードの文字として共通符号化しようという提案が進行しています。そのためには、現在使用されている絵文字のうちどれが既にユニコード符号化されているか、新しく符号化しなければならない絵文字はどれかなどを調査する作業が必要です。この提案を支援する目的で、私たちが提案している絵文字のマッピングや変換表、更に絵文字データからHTMLの表などを作成するのに役立つツールなどを 「emoji4unicode 」という名前でオープンソースプロジェクトとして公開します。日本の絵文字が“世界進出”へ グーグルが標準化提案 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
ンターネット検索大手グーグルが、日本の携帯電話で広く使われている絵文字の「世界標準化」に乗り出すことが29日、分かった。同社が日本語公式ブログで明らかにした。長らく日本で独自の発展を遂げてきた絵文字が、日本発の新しい文化として世界に浸透する日も近いかもしれない。
Googleが手をつけはじめたことじゃない。キャリアーもヴェンダーも手を付けなかったことが。
続きを読む
2008年11月29日
「一万分の一」と「百兆分の百億」の違い
私はむしろ気違いに見られることの方が多いぐらいなので、正義とかの信念をもっちゃう人にはついていけない一方....
自分も - finalventの日記自分も気違いに見られることがあるし、そういう人に親近感を覚えてしまう部分も大きいけど、正義とかの信念をもっちゃう人にはついてけないなと思う。ああ、引くわ、俺、っていう感じ。
正義、というか「正しい」に対して諦念しちゃっている人にも諦めきれぬ憤りを感じる。それはなぜだろうと考えてたどり着いたのがタイトル。
続きを読む
Guesstimate! - 書評 - サイエンス脳のためのフェルミ推定力養成ドリル
2008年11月28日
カツマofカツマ2008 - 書評 - 起きていることはすべて正しい
著者より献本御礼。
実に書評者泣かせな一冊である。
なぜなら、本書は著者の手による、現時点におけるベストな一冊であると同時に、そうであるがゆえに著者の手によるベストな一冊とはなりえないからだ。
続きを読む
ソイレント・グリーンがおやつにもならないわけ
「404 Blog Not Found:グリーン・レクイエムが奏でられないわけ」に対して、「じゃあソイレント・グリーンはどうよ」という意見が複数出ているのだけど、実はこちらに関してはすでに過去に試算してあります。
続きを読む
紹介 - 私をつくった名著 人生を変えた1冊 黄金のブックガイド
ついに完成しました。
初出2008.11.22; 販売開始につき更新
私も「共著者」に入っているので、どうしても自賛まじりにはなってしまいますが、「親ばか」を差し引いても、ビジネス系ブックガイドでは今年一番の出来だと思います。
続きを読む
2008年11月26日
グリーン・レクイエムが奏でられないわけ
生物界って広いなあ、と一通り感心した上で、
植物のDNAと融合し、太陽エネルギーだけで生きているすごいウミウシ - GIGAZINE人間の場合は残念ながら、食べたものは全部消化してしまうのでこのようなことは起こりそうもない、ということですが、人間に応用できれば食糧危機に対する切り札になるかもしれません。
それが人間でも可能かを検討してみる。
続きを読む
情熱は百(薬|毒)の長 - 書評 - ワークライフアンバランスの仕事力
ディスカヴァー社より献本御礼。
最初にお断りしておくと、本書は劇薬である。
二割の人にとっては薬ともなりうるが、残りの八割にとっては毒である。
よって、
ディスカヴァー社長室blog: よくぞ言ってくれました! 田島弓子さん! 「ワークライフアンバランスの仕事力」 ●干場で、あるからして、すくなくともディスカヴァーのスタッフ諸君、よもやまだ読んでおらぬ者はおらぬと思うが、本書の田島さんの言葉を我が言葉と心得よ!?
というのは、看過しがたい失言であると諌言させていただく。
続きを読む
2008年11月25日
四半世紀後のために、今日読んでおくべき一冊 - 書評 - 貧困のない世界を創る
とてつもない。
すごい人だとは知っていたつもりだったが、すごいを通り越してとてつもない人だとしか言いようがない。よって本書はスゴ本ではなく、トテツモ本である。
本書で確信することが出来た。
貧困のない世界は、夢ではなくヴィジョンなのだと。
続きを読む
2008年11月24日
読書論の極北 - 書評 - 読んでいない本について堂々と語る方法
筑摩書房より献本御礼。
これまた土壇場ですごい本が来た。11月の終わりというのは、「今年のベスト」の締め切りでもあるのだが、読書論に関しては間違いなく本書がベストだ。
そう、読書論、読書術ではなくて。
続きを読む
2008年11月22日
iPhone - 2.2でStreet View
早速試してみた。
アップル - iPhone - Software Update
- Googleストリートビューに対応しました。
- 交通機関情報と徒歩の道順を調べることができます。
- ピンをドロップして住所を表示できます。
- ロケーション情報をメールで共有できます。
続きを読む
予想以上に合理的! - 書評 - 予想どおりに不合理
早川書房東方様より献本御礼。
季節柄、「今年のベストN冊」をあちこちからたずねられるのだが、土壇場で経済学のベストが来ましたよ。これがなければ経済学はThe Black Swan(邦訳まだだよね?)を推すつもりだったけど、面白さもさることながら、役立ち度ではなおのこと本書に一歩譲る。
本書を読まずして、2009年を迎えるべからず!
2008年11月21日
Googleが下を向いているのだとしたら
はてなに関しては禿同だけど....
「下向き」の想像力について - レジデント初期研修用資料google だとか「はてな」だとか、世界を相手に巨大なサービスを展開する企業は、 観光客として祭りにきて、焼きそば一つ買わないで、デジカメ片手に祭りを観察する人達のほうにばっかり 目を向けていて、祭りを本当に盛り上げる人達、祭りに参加して、祭りを作って、お金を払って、御輿を担ぐ、 そんな人達の方向を向いていない気がする。
Googleに関して言えば、連中、もっと下を向いているのではないか、というお話。
続きを読む
2008年11月20日
アイデアを焼き付けろ - 書評 - アイデアのちから
日経BPより献本御礼。
良質のノンフィクションをあえて二分すると、「目から鱗」か「我が意を得たり」のどちらかとなるが、本書は後者。
なぜ、ケネディは1960年代に有人月面着陸を成功させることが出来たのか。
なぜ、井深大はトランジスタラジオを実現することが出来たのか。
そしてなぜ、「水からの伝言」はあれほど「強い」のか。
その答えが、本書にある。
続きを読む
素朴な回答
なめられたものだ。
素朴な疑問 - タケルンバ卿日記でも、「いいものがあるよ」ってことを言うのに、何かをおとしめる必要あんのかね。わからない。
これだけの人気になる記事を書けて、名も筆力もあるのにね。もったいないなあと感じるのはオレだけかしらん。
この程度で「おとしめられた」とは。
続きを読む
2008年11月19日
ハリウッド版「声の網」- 映画評 - Eagle Eye
先週見て来た映画。
超映画批評『イーグル・アイ』95点(100点満点中)大体、たかだか1800円でこれほどの大スペクタクル、興奮を味わえるのだ。ここは素直に楽しんだほうが勝ちだ。
同意。だが、最後の最後で大傑作が「大無し」の傑作になってしまった。
やはりスピルバーグだと、「大」は外すしかないのか。
続きを読む
テキストも読もうよ、テキストブックだけじゃなくて
私もこのことには120%同意するので....
ネットに時間を使いすぎると人生が破壊される。人生を根底から豊かで納得のいくものにしてくれる良書25冊を紹介 - 分裂勘違い君劇場しかし、分裂勘違い君劇場より1000倍優れている梅田望夫氏や小飼弾氏の本やブログといえども、図書館や書店に並ぶ良書の前には、やはり、ゴミより幾分マシだという程度の価値しかないのです。
どんなすごい本を紹介してくれるのかと期待したのだけど....
期待どおり、期待はずれ。
テキストブックばっかじゃん。
続きを読む
2008年11月18日
希望の欠如こそ、亡国の政策
どっちもわかってなさすぎる。
日本経団連の移民受け入れ策は亡国の政策 / SAFETY JAPAN [森永 卓郎氏] / 日経BP社10月14日、日本経団連が「人口減少に対応した経済社会のあり方」(PDFファイル)と題する報告書を発表した。政局や金融危機のニュースに隠れてしまったためか、ほとんどの新聞がこれに触れていないのだが、このなかに非常に注目すべき提言がある。それは「移民の受け入れ」だ。
経団連も、森永卓郎も。
続きを読む












