January 8, 2009
ボットネット(botnet)の活動を可視化
ウィルス経由でパソコンにプログラムを仕込んで、DoS攻撃やスパムの一斉送信に使うために大量のコンピュータをインターネット越しに組織化したものをボットネットと呼びます。
実際に攻撃者が攻撃の開始を指示するために使うプロトコルは、IRCという昔からあるチャットの仕組みであることが多いといわれていますが、このbotnetが使うIRCのチャンネル群を監視して、ボットネットの活動の活発さを調べたデータがあるということで、それを世界地図上にプロットして可視化した動画がありました。
スクリプトはPython, ログの解析はPyQtライブラリ、IPアドレスから地図上の座標を知るジオコーディングを呼ぶのにMaxmindというパッケージを使って、NASAが配っている世界地図の上にプロットしたということ。地図上に活動をプロットしてアニメーションさせ、それをどうやって見やすく改善したか、というあたりも説明されています。
投稿者 秋元 : 11:34 | コメント (0) | トラックバック (0)
January 4, 2009
北陸IT新年オフ会
石川県金沢市での「北陸で新年オフ会」に行ってきた。
実家のある富山県の高岡市から電車で小一時間。会場は金沢時代のamachangをよく知るという焼肉屋京城園。(安くて美味しかった。場所も便利だし。)
参加申し込みの状況を聞いていなかったので驚いたけど、予想より多い18人のオフ会となった。北陸に住み仕事している人、正月で関東や関西から帰省している人、家族の帰省に同行して金沢に来ていた人など様々だけど、みな北陸になにかしらの縁を持つ人たちだ。
とはいえ、amachang以外に知り合いもいないので心配もあったけど、いろいろな仕事をしている方々とお話することができた。
ウェブを見ていてそういう印象もあったけれど、北陸にはIT系のオフ会や勉強会が少ないというのは参加者の多くが思っていたそうだ。
大都市圏に比べれば人口も少ないし、それに加えて車中心の生活なので飲酒を絡めて素早く打ち解けるという機会を持ちにくいということだけれど、お話した一人一人の方の仕事の内容や出てきた話題は、特に東京の同様の飲み会と変わるところは無いようにも感じた。
金沢で、多くの人が興味を持てるようなトピックならば、勉強会等があることがちゃんと周知できればそこそこ人も集まったりしないかな。
# 2月にはFlex勉強会があるそうだ
解散時には、また今度やりましょう、という話になった。
レポート
北陸の新年オフに行ってきました - Happy My Life 参加者(twitter)リスト
北陸新年オフ行ってきました - mathme’s lifelog
投稿者 秋元 : 00:51 | コメント (0) | トラックバック (1)
December 26, 2008
金沢で新年オフ会 1/3(土)
今年も仕事納めとなりました。
私事ですが、帰省にあわせて北陸のIT/ウェブ業界の人と会ってみたいと思いまして、同僚の天野さん(id:amachang)とオフ会を企画しています。
北陸の方、帰省で北陸に帰ってる方、もし3日空いてたらどうでしょうか。詳しくは天野さんのはてなダイアリーで。僕のメールアドレスはこのページの右上に書いてあります。
# あくまで私事のイベントなので、会社説明とか勧誘とかはしませんよ。だけど、もしサイボウズやサイボウズ・ラボについて質問したい方がいたらわかる範囲で答えます。
では、みなさまよいお年を
投稿者 秋元 : 16:17 | コメント (0) | トラックバック (0)
Zak Greantさんに会った
Forum PHP 2008 Parisで、Mozilla FoundationのZak Greantさんと一時間ぐらいお話する機会があった。なんでも首突っ込んでみるものである。
フランスのPHPカンファレンスではあるが、6つのセッションは英語で行なわれるということで、Mozillaから二人のスピーカーが呼ばれていたようだ。(もう一人はMozilla自身のウェブサイトのスケーリングを解説されていた)
これが彼のプレゼンなのだけど、プログラミングとかPHPとかよりもかなーーり前から話が始まっている。ほとんど人類や文字、道具、宗教の歴史だ。おもしろいけど。
ちゃんとフランス人向けにフランスのネタがいろいろと仕込んである。これは日本の技術セミナーではなかなか見ないような内容だなあ、と思った。でも最後はちゃんとオープンソースの意義とかに帰着している。
プレゼンテーションの様子は動画でも見ることが出来る。
投稿者 秋元 : 15:10 | コメント (0) | トラックバック (0)
December 24, 2008
赤鼻のトナカイルドルフ
日本人のクォーターで日本語や日本文化についてのブログを書いているコウイチさんのTofuguというブログがあるのだけれど、そこで赤鼻のトナカイが日本語になったときに、どう文化の違いが反映されたか、という興味深い話がされていた。
赤鼻のトナカイの名前はルドルフというらしい。
英語の歌詞だと以下のあたりが日本語の歌と微妙に違っている。
Then one foggy Christmas Eve / ところがある霧で見えないクリスマス・イブにThen all the reindeer loved him / そうしたらトナカイはみんな彼を好きになって
you'll go down in history! / きっと歴史に名を残すよ
原詩だと、ある年のクリスマス・イブの霧が深くて困った、という問題があって、はじめてルドルフの個性が長所として認められているけど、日本語では暗ければいつでも役立つみたいな感じになっている。
アメリカだと「笑いもの」が実は役に立つ個性だったとわかって逆に「人気者」になったけど、日本では人気者になったかどうかは不明。どちらかというとルドルフ本人が喜んだことが重要。グループの中でマイナスだったのが役に立てて嬉しい、といったところか。
だけど、アメリカではルドルフ本人の心情はまったく出てこなくて、クリスマス(にプレゼントを配って回るという一大イベント)を救ったこと、みんなに好かれるようになったことや、歴史に名を刻むことが重要、みたいな話に。
全体的には同じエピソードを同じように語っているので、直訳の歌詞といってもいいと思ってたけど、細かく見ると微妙に違うところが面白い。
投稿者 秋元 : 15:17 | コメント (0) | トラックバック (0)
書評: Trac入門 ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド
献本いただいたもの。
Trac入門 ――ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド
著者/訳者:菅野 裕 今田 忠博 近藤 正裕 杉本 琢磨
出版社:技術評論社( 2008-09-18 )
定価:¥ 3,024
Trac入門 ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド
僕は、Tracに限らず世の中の多くのバグ管理システムはエンジニア以外には非常に使いづらいのではないかと思っているけど、それがエンジニアには十分問題なく使えていたりする。結局、誰の手にもぴったり合うようなツールって無理なのかなあ、とも思うけど。これはこの本には直接は関係ないかな。
1章では、課題管理システム(Issue/Bug Tracking/Management System)がどうして必要か、を、短編漫画も入れての説明。バグ管理システムの類は、一人のプログラマとしてはけっこう優秀なのに、チーム開発の経験不足とか過去に参加したチームがこういうリリース管理をしてなかったからとかいう理由で有用性を知らなかったり、理解できなかったりする人がいたりするので、この導入部分は大事だと思う。
3章はTracを実際に使ったときの業務の流れを解説。4,5章の実プロジェクトへの導入やSubVersionとの連携についても、丁寧でわかりやすい。
また、6章の逆引きは、Tracでやりたいけど設定をどうしたらよいかわからない、というありそうな項目多数について、手順が示されていてこれも役に立つ。
なんとなく使えているTracだけれど、この本を読んでいると使ってない機能や可能なカスタマイズがとても多くあることに驚く。こういう本として一冊にまとまっていると、はじめてIssue管理システムに触れる人やIssue管理をさせる人たちにも説明が簡単に済んでいいのではと感じた。
[書評に関する注意書き]
- 貰って書いた本についてはその旨記述する
- このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではない。
- もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうだが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではない。
- 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもない。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなこともある
投稿者 秋元 : 10:15 | コメント (0) | トラックバック (0)
December 22, 2008
フランス「10万人起業家」主催のシリコンバレー企業家に学べイベント
Le Web '08の翌朝にも一つイベントが。Le Web公式ブロガーの肩書きを使わせてもらい潜り込んできた。
100000entrepreneuers(企業家10万人)というフランスのNPOが主催するイベントで、Le Webの主催者Loic Le Meir氏、Le Web '08では最後のパネルで「ヨーロッパ人は成功したければもっと働け」発言で物議をかもしたTechCrunchのMichael Arrignton氏、起業家へのアドバイザとして知られる500 HatsのDave McClure氏の三名が、「シリコンバレーと起業精神」についてフランスの学生達と話し合う、というもの。
場所はパリのアメリカ大使館。警戒厳重でノートパソコンまで取り上げられ、写真撮影は禁止というものものしい会場。「公式カメラマンが撮ってますので(、みなさんが撮影する必要はありません)」と。
通訳つき、と聞いていたのだけど落とし穴があって、通訳はArrignton氏とMcClure氏に通訳するだけで、会場にはそれが聞こえないんだよね。なので、司会とかフランス人学生の質問は全部フランス語のみでまったくわからず、英語での回答だけを聞いて質問を推測する、みたいになってしまった。
学生からの質問は、推測と後から聞いた情報から、起業のアイデアはどうやって得るのか、資金の集め方は、人材の集め方は、といったものなど。Loicさんは2年前にフランスからシリコンバレーへ移住している。あとの二人はアメリカ人、ということで、なぜ成功したIT企業のほとんどはヨーロッパじゃなくてアメリカに、特にシリコンバレーにあるのか、とか、フランスからシリコンバレーに行かないといけなかった理由は何か、とか、フランスから世界的企業になるにはどうしたらいいと思うか、みたいな質問(推測だけど)が多数された。
アメリカの起業家からのアドバイス、としては、好きなことを楽しんで、しかし一所懸命にやろう、というようなものと、Le Web '08でもさんざん語られた話ではあるけど、もっとリスクを取ろうよ、楽観的に行こうよ、というようなもの。
途中、Arrignton氏がLoicさんのシリコンバレーでのお屋敷がいかに豪華か、みたいな話をしはじめて、Loicさんがちょっとムッとしていた。やはり、アメリカと違ってフランスではどんな豪華な家に住んでいようと車を何台持っていようと、そんなのはわざわざ他人に言うようなことではないのだろうな、と。アメリカでも言わない人もいるだろうけど、成功者が形に出る成功をより隠さない、というのも日本やヨーロッパにないアメリカっぽいところかなと思った。
終わったあと、正門前に出てきた学生たちの写真。
なお、Dave McClare氏とはLe Web '08でもこの100000entrepreneursでも挨拶できなかったのだけれど、翌週日本に戻ってきたら来日されていて、とある忘年会でお会いし、話すことができたのは不思議だった。東京でのセミナー等のために来られていたということだ。
投稿者 秋元 : 17:04 | コメント (0) | トラックバック (0)
